2012・11月10日紅葉ミステリーツアー
ミステリーツアーというのは行くまで場所が内緒です。事前に申し込むので紅葉が進んでいないときは場所を変えてきれいなところに連れて行ってくれます。
今回は体の不自由な姉と一緒だったのでゆった10列シートのバスなのいで足置きもあり快適に行くことが出来ました。
行った場所は小諸の懐古園→軽井沢の雲場池→群馬県甘楽郡下仁田町妙義山中之嶽大黒神社でした。
快晴に恵まれきれいな紅葉狩りが出来ました。
【佐久平PA】
佐久平は鯉の水田養殖で有名だそうです。PAから佐久の町並みが一望できました。
【小諸城址・懐古園】
小諸城址・懐古園は、明治の廃藩置県で役目を終えた小諸城でしたが、大正時代、この小諸城址を公園として整備したものです。
約400年前・豊臣秀吉天下統一のとき、小諸城主となった仙石秀久により完成された小諸城・・・400年の歴史を物語る苔むした石垣を背景にした紅葉、落ち着いた風情があります。
そんな懐古園には明治の文豪・島崎藤村をはじめ多くの文人が訪れ、文学作品がつくられました。
島崎藤村の「千曲川旅情のうた」や、若山牧水、高濱虚子、臼田亜浪などの歌碑が園内各所に置かれています。
三之門(重要文化財)
徳川家達(いえさと)の直筆「懐古園」の大額が掛かっています。
小諸城二の丸跡
関が原合戦に向かう徳川秀忠が逗留して真田氏と上田合戦になった場所です。
【本丸跡】
本丸跡に小諸神社が建立されています。
3
小諸神社境内に懐古園之碑が建てられているます。額は勝海舟、撰文と書は中村敬宇です。
3層の天守があったそうです、寛永3年(1626)に落雷で焼失。そ
の後は徳川の政策により再建されなかったといわれている。
【懐古園から見た千曲川】
水の手展望台からの眺め
島崎藤村の歌碑
1.小諸なる古城のほとり 雲白く遊子(ゆうし)悲しむ 緑なすハコベは萌えず 若草の籍くによしなし しろがねの衾(ふすま)の岡辺 日に溶けて淡雪流る 2.あたたかき光はあれど 野に満つる香りも知らず 浅くのみ春は霞みて 麦の色はつかに青し 旅人の群はいつか 畠中の道を急ぎぬ 3.暮れ行けば浅間も見えず 歌哀し佐久の草笛 千曲川いざよふ波の 岸近き宿にのぼりつ 濁り酒濁れる飲みて 草枕しばし慰む |