10月18日〜19日 富士山麓散策
一日目

2日間快晴に恵まれて小旅行を楽しんできました。

【忍野八海】


 忍野八海は、富士山からの伏流水に水源を発するといわれる八つの湧水池(湧池、出口池、お釜池、濁池、鏡池、菖蒲池、底抜池、銚子池)から構成されています。

 現在の八海は、それぞれ湧水量は異なって、ほとんど沼地化したところもあって八つの池が全部昔の面影をとどめていません

また、八海から湧出した水は、桂川の最上流の水源地として遠くは相模湖まで通じ、京浜地方の大切な給水源として大きな役割を果たしています。

忍野八海の湧水は、富士山の高地に降った雪や雨が、古いものは、20年以上の時間をかけ、地下水としてロ過されてきたものであり、池の水はいつも

澄んでいます。他の富士五湖の湖底からも湧水が確認されていますが、忍野八海の池はまさに湖底の噴出口が表面に出てきたものです。

 昭和60年には、水質や水量、保全状況や景観に優れ、古くから地域住民に親しまれているということで、環境庁より全国名水百選に選定。
。。サイトより

一番有名な湧池

昔、富士山が噴火したとき、人々は焼けつくような熱のため大変苦しみました。

そして喉の渇きや、人家の火事、また野火を消すためにと、人々が水を求めて叫ぶ声が天地の間に広がり

この時、天の一方に大変美しい声で、【私を信じなさい。そして、永久に私を敬うならば、私がみんなに水を与えようといわれました。

この声の主は、「木花開耶姫命」で、その後まもなく熔岩の間から水が湧き出し池となった。

人々はこの池を「湧池」と呼んで、これを飲料水や水田に用いて今日にいたっている。

また、毎年木花開耶姫命の祭りを行い、神輿をこの池の水で洗い浄めるのが恒例となっています。。



中池

ここは忍野八海とは別に観光客のための人工池です。
一番人がたくさん集まっています。


鏡池

池の水は濁った水ですが、さかさ富士の姿がはっきり映るので、この名がつけられました。




菖蒲池に行く途中に白鳥草と蕎麦の花がありました。

菖蒲池

病気の時には、この池に生えている菖蒲を取って体に巻くと治るとの言い伝えがあります



季節が違うせいかどこに菖蒲があるのかわかりません。

ここでお茶タイム、名水といわれているからかもしれませんがコーヒーがまろやかで美味しかったです。


     

ここから戻ってにごり池へ

濁池(にごりいけ)

湧池に隣接し、阿原川と合流しています。名前は濁池ですが、今では井戸水が流入しているため濁っていません。
池底からごく少量ですが湧水が確認されています。

もともと澄んだ水であった池で、村人の飲料水となっていましたが、ある日、見るからに乞食のようなみすぼらしい行者がやってきて、
この池の地主の軒先に立ち止まり、一杯の飲み水を求めました。
しかし、その家の老婆がただの乞食と思って無愛想に断った途端、池は急に濁ってしまったという伝説があります。
しかし、その濁り水を器にくみ取ると、不思議なことに澄んだ水に変わったといわれています。  サイトより


銚子池

昔、結婚式の最中に大きな音のおならをしてしまった花嫁が、それを恥じて席を抜けだし、銚子を抱いてこの池に身を投げてしまいました。
 その後、花嫁の履いていた草履が池の底に映って見えることもあったそうです。

 この悲しい伝説がもととなって今日では「縁結びの池」と伝えられています。

 

出口までの景色
お釜池、底抜池、出口池は見ることが出来ませんでした。
サイトはここです。









イチイの木の実



富士山五合目

次に富士山五合目に行きました。富士スバルラインを通ると「ふじの山」のメロディーが聞こえてくるメロディーポイントがあります。
面に八分音符、標識「この先富士山メロディーポイント♪50kmで走行すると富士山メロディーが流れます♪」が見えたら間もなくです。 




富士スバルラインから見た富士山


五合目はお土産やさん・レストランなどたくさんあって外国語が飛び交っていました。


富士山五合目の郵便局・・・残念ながら記念切手は売り切れでした。



鳥居をくぐると 小御嶽神社(こみたけじんじゃ)です。


木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)の姉神様
磐長姫命(イワナガヒメ)が祀られています。

 
小御嶽神社(こみたけじんじゃ)から写した富士山


この日は河口湖の湖山亭うぶやに泊まりました。
温泉場から富士山が見えるのですが暗くなってはっきりは見えませんでした。・・サイトはこちらです。