2016−10ー23ホテルめぐり

思いたってお友達とホテルめぐりをして来ました。

旧アカプリに残されたクラシックハウス

赤坂プリンスクラシックハウスの正門そばの道端には、「旧北白川宮邸洋館・煉瓦基礎遺構」の赤レンガ群と説明板が設置されています。再開発工事の過程で地中から出土した建物の基礎遺構です。

再開発工事中の2011年に発見されたという煉瓦遺構です。これが80年近くに渡って、地中に埋められていました。



「赤坂プリンスホテル旧館(旧李王家邸)」として建設された赤坂プリンスクラシックハウス、建物は木造2階建の洋館で、宮内省内匠寮の北村耕造
、権藤要吉らが設計し、清水組(当時)により施工されています。
日本の敗戦後には李垠も臣籍降下したことから、建物の大部分は参議院議長公邸などとして使用された後、
1952年に国土計画興業(後のコクド、及びプリンスホテル)がこれを取得します。
1客室35室が整備され、1955年に赤坂プリンスホテルとして開業しました。


お庭も整備されていました。



ガマズミ



八重のシュウメイギク

ホテルニュー大谷に行く前に清水谷公園へ寄りました。


清水谷公園


北白川宮家邸があった場所で、明治23年に東京市へ下賜され、同年東京市立清水谷公園となりました。
 昭和31年都立公園となり、昭和40年、千代田区に当公園が移管され、「千代田区立清水谷公園」となりました。。
起伏がありそのままの公園で紅葉がたくさんありました。やはり紅葉したら綺麗ですね。
写真はサイトからお借りしました。



公園を入った正面に「贈右大臣大久保公哀悼碑」があります。明治11年(1878)に大久保利通がこの付近で暗殺されました。
同僚の政府官僚により暗殺地に近いこの地に大久保の業績を称える石碑が建立されました。明治21年(1888)に完成した石碑は、高さ約6mにおよび
、表面の碑文は太政大臣三条実美の揮毫によります。


赤坂見附ホテルニュー大谷の日本庭園

無料で見ることが出来てすばらしい日本庭園です。



今回の散策はちょっとゴージャスで華やいだ気分になりました。
帰りは赤坂見附から地下鉄丸の内線経由で帰りました。